10月7日(土) 19:00頃~ @大里稲嶺区農村公園(根屋)
10月7日(土)、19時頃より始まる南城市大里稲嶺区の十五夜遊び、琉球王国の時代から400年の伝統を守り続けている獅子舞を7、8期生合同(卒業生・家族・友人)で見に行きました。
18時半前から待っている8期生もいました・・・
19時頃になると続々と集まりだしました。
開会の挨拶のあと、最初は舞方棒です。
十五夜遊びのプログラムです。(縁起をかついで4や9の番号には寿と書いてあります。)
南城市は、市となって10年余りが経ちましたが、受講生の中には同じ市に住みながら未だに他地域の伝統行事を知る(見たことがある)人は少なく、また、受講生の内、半数は移住者や在勤者が占めているため、初めて稲嶺の獅子舞を見る人達がほとんどでした。
最初の獅子舞は中学生からです。
稲嶺では舞方棒と獅子舞は三回行うというしきたりがあり、最初に中学生、中で高校生、最後に成人(保存会)が舞うということでした。
演目が進むごとに人が段々増えてきました。
演奏も歌も生なのが余計に祭りを引き立てます。
途中で雨が降り数分で止んだものの観客が減る中、7期生の中村栄さんが民謡に出演され(当日に判る)、演奏の最後に『市民大学のみんな、ありがとー!』と叫んだのが印象的でした。(市民大学生は雨のあとも結構残ってくれてました)
民謡に出演した7期生の中村さん(写真真ん中)
以前、ある受講生が『南城市が好きで移住したけれど、市民大学に入るまでは自分が観光客目線でしか見ていなかったことに気づいた。』と話していました。
行動して(出かけて行って)、見て、聞いて、肌で感じて、他人と交流したりしなければ分からないことが沢山あることに気づき、地域で息づく伝統行事の素晴らしさ、大切さを感じてもらえた講座だったと思います。
大里稲嶺区の獅子舞