11月21日(土)に6期生の第11回講座が行われました。
いつもは夜の講座ですが、
この日は、6期生にとって初めて昼間の講座になりました。
テーマは、南城市の「豊かな自然に触れ学ぶ」で、
市内を自然散策しながら植物観察と野草積みを行い、積んだ野草で団子づくりをしました。
講師に知念出身の屋比久壮実氏を招き、
前半は、主に沖縄の薬草について講義をしていただきました。
食べられる薬草、毒のある薬草について屋比久先生の体験談等を交えて
分かりやすく話していたので、受講生はうなずきながら聞いていました(^-^)
講義のあとは、実際に外に出て南城市の植物観察を行いました。
天候は晴れで、蒸し暑くなかったので散策するにはとても気持ちのいい日でした。
今回訪れた先は、糸数城跡です。
みんなでバスに乗って移動しました(^-^)遠足みたいでワクワクしましたよ♪♪
糸数城跡には、アワユキセンダン草の新芽やノビル、ヨモギなどの野草がたくさんありました。
参加者は、「すごーい!こんなにたくさん生えているぅ!!」
「ノビルをきれいに根っこからとれたー!!」と言って
楽しみながらお土産用と後半の団子づくり用の野草を積んでいました★
散策は野草採取だけでなく、講義で教わった植物も観察しました!
糸数城跡のあとは、昼ごはんの弁当をグスクロード公園の広場で食べてゆっくりし、
知念城址に向かいました。知念城址では、アキノノゲシやたんぽぽを採取しました。
さて、野草の採取が終わっていよいよ、がんじゅう駅の調理室で団子づくりです。
エプロンと三角巾をつけて、準備は完璧!
よもぎをすり鉢で擦り人、白玉粉をこねる人、
道具を洗う人に自分たちで役割分担し、作業に取り掛かりました。
形や味付けを工夫して、参加者思い思いの団子が出来上がりました。
特に男性陣、張り切って作っていましたよ 笑
ノビルは皮をむいて葉を切り、
たんぽぽとアキノノゲシはゆでてお浸しにしてポン酢をつけてそれぞれ食べました。
いつもダジャレを言って場を和ます、山入端さんの「いただきます」のあいさつで、
手作りの団子を食べました。
ヨモギのほかな香りと味がして、もちもちしていてとてもおいしかったです。
土産の分まで残ると想定していましたが、完食でした 笑
今回は、6期生の家族や卒業生の友人も参加していました。
なんじょう❤市民大学は、こうやって同期を越えた交流があるのがとてもいいところだと思います。
6期生で三世代で参加した方から、
子どもは好き嫌いが多く、野菜はほぼ食べないけど、
この講座を通して、食べられるようになったという報告がありました。
参加者のこういった話や笑顔、感動した姿を見ると、とても嬉しくなります。
市民大学では、南城市のすばらしい資源(今回は、人・植物・城跡・体験など)に出会える機会をつくり、
出会ったものや人が相乗効果を生み出す場を提供できるよう、今後も頑張ってまいりますっ!!