6期生の第12回講座が11月26日(木)にありました。
11回までの講座は、主に南城市の市政や資源について学ぶ講座でしたが、
今回は、「他地域のまちづくり活動について学ぶ」をテーマにし、
宜野座村の活動事例を取り上げました。
講師に、一般社団法人宜野座村観光協会 事務局長の仲間赴人氏を招き、
事業を行うにあたって大切にしているポイントや観光戦略について話していただきました。
バーガーフェスタや自然や文化を活かした体験プログラムなどの話があり、
後者は南城市と共通するなと感じました。
また、PRで宜野座村を知ってもらうために、
パンフレットや冊子などに力を入れているという内容は、
市民大学生が最も興味を示していました。
PRの戦略で考えたのが、
日本観光ポスターコンクールに応募して、賞を狙ったという話です。
コンクールで賞を取ると、羽田空港ターミナルやJR上野駅、JR名古屋駅などに
無料で期間限定で展示されるので、このチャンスを活かして宜野座村をPRしようと考えたそうです。
結果、第62回のコンクールで総務大臣賞を受賞しています。
下記が受賞作品です。
また、冊子はまずは手にとってもらって使ってほしいので、
コンパクトで持ち運びしやすいように、ポケットに入るサイズで作ったと
おっしゃっていました。それが下記のパンフと冊子になります。
「宜野座で過ごす一日」は、立つように工夫もされていますよ!
「宜野座手帳」は、宜野座村の観光をまるごと一冊にした内容になっています。
仲間さんの講話のあとは、市民大学生からの質問タイムでした。
市民大学生が2~3人のグループになり、講話の感想と疑問点を共有して、
仲間さんへ一つ質問を考えました。
冊子やパンフの文字が小さく、年配には見にくいのでターゲットは県内外の若者なのか、
地域との連携はどのようにしているのか、
観光収入の伸びはどう変わったかなどの質問がでました。
地域を盛り上げるために、365日活動することは、なかなかできるコトではないと思いますが、
どうしてこんなに頑張れるのですかという質問では、
「宜野座への恩返し」という気持ちでやっている。
今まで育ててくれた感謝の気持ちがあるから。とおっしゃっていました。
市民大学生と一般聴講の方からの感想では、
いろいろな対象(若者むけ・子供向け)のイベント等を工夫しているのがすごいと思いました。
事業の戦略、PRの仕方、観光を地域自慢ととらえているところがすばらしい。
宜野座にせよ、南城市にせよ、いかに持続的な事業を展開していけるかを改めて考える機会となりました。
という声がありました。
宜野座村の取り組みから学んだことを、
どう南城市での活動に生かしていくかが今後の展開になっていきます。
仲間さん、貴重なお話しをどうもありがとうございました。
【追記】
後日、「宜野座手帳」活用して、ご飯を食べてきました!
ちゃっかり特典クーポンを使って、シャーベットもいただきました!(^^)!
もちろん、おいしかったです(^^♪