2013.11.06
市民大学月桃プロジェクトさんに聞く
ぬちぐすい月桃、根と葉と茎で染める
ちはるさんは市民大学で仲間たちと一緒に有用植物月桃を使っての様々な活動を進めています。
月桃は、しょうが科ならではの丈夫な根が土壌流出を防止する、防風効果もあるということで、古くから畑や屋敷の周りに育てられてきました。抗菌作用もとても強く、あつい沖縄でたべものを保存するときに、包んだり、巻いたりと今でも身近で活用されています。ムーチーを作った残り汁は玄関や家の周りに撒いて魔除けにします。さらに赤ワインの何倍も含まれるポリフェノールによる抗酸化作用、細胞の老化を抑えるエイジングケア効果、香りによる月経前症候群や更年期障害など女性特有の不調も防止します。
今回は古民家の広々とした気持ちのいいお庭で、南城産月桃から色素を取り出し、染めの体験をします。
柔らかな月桃の香りの中で、モノづくりを楽しみましょう。
なんじょう地域デザインセンター 〒901-0695 沖縄県南城市玉城富里143
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